YouTubeやTikTokで見かけたあのダンス、覚えたい!踊ってみたい!
でも、動画だと細かいところが見られないし、反転動画が見つからないから頭が混乱するし…なんとなく上手く覚えられないんだよね…
とお悩み方へ。
動画でダンスを覚えるためには
①お手本となる動画の選ぶ
②左右反転・スロー再生できるアプリで動画を再生する
といった、下準備が重要なんです!
今回はその2点について、詳しく解説をしていきます。
iPhone、Android、Windows、Mac全てのオススメアプリを記事後半に紹介していますので、ぜひ最後までお読みください!
◆お手本動画を選ぶ
まずは覚えたい曲でお手本となる動画を用意しないといけないですね。
理想的なお手本動画とは
①全身が写っている
②定点カメラで撮影されている(=カメラ割りがない)
③左右反転済み
の3点を兼ね備えた動画…
なのですが、よほどの有名曲ではない限り、こんなにお手本にぴったりな動画は手に入らないですよね。
なので、優先度を①>②>③として、「①全身が写っている」ことを最優先に選んでください。
アイドルやアーティストの楽曲なら、MV版よりライブ版の方が振付がわかりやすいことが多いです。
ただほとんどの場合、どちらも②のカメラ割りはされてしまっているので、いくつかの動画を見比べて、なかでも見やすいものを選ぶと良いですね。
1つの動画だけでは難しい場合もあるので、「本家でカメラ割りがされている動画」と「その曲の踊ってみた動画(定点撮影モノ)」の2種類を選んで、両方を見比べながら覚えていくのもオススメです。
①②をなるべく叶えてくれるお手本動画を選んだら、③の左右反転は自分でやってみましょう!
◆お手本動画のデータを入手する(Youtube動画をDL?)
早速選んだお手本動画を左右反転!といきたいところなんですが…
Youtubeには左右反転する機能がないので、動画をデータに変換する必要があります。
変換した動画ファイルを→アプリで左右反転して再生する
ということですね。
ただし勘の良い方はお察しの通り、YouTubeに掲載されている動画をダウンロードするのは違法です!
Youtube動画をダウンロードするためのアプリやフリーソフト、ウェブサイト等は、昔からどんどん生まれては、違法なので消えていきます。
「数年前に使えたソフトが今は使えない」ということがとても多いのです。
今現在ももしかしたら、ダウンロードできるアプリが存在するかもしれませんが、違法なのでこのコラムで紹介するわけにはいきませんし、もし存在して使えたとしても、数ヶ月後にそれが使える保証は全くありません。
また、PCのキャプチャーソフトで画面をスクリーンレコードするという方法もありますが…これはそれなりのスペックのPCと知識が必要ですね。
え、、じゃあどうするの?八方塞がりじゃん!!
とお思いの方へ。
裏ワザをご紹介します。
そのままダウンロードするよりははるかに安全で、誰でも知識なく出来る方法です。
◆お手本動画のデータを入手する(動画画面を撮影)
それはズバリ
「お手本動画を再生している画面を、スマホで動画に録る」
という方法。
もちろん画質も音質も下がってしまいますが、振付を覚える程度であれば支障はありません。
用意するのは
・スマホとPC
・スマホとタブレット
・スマホ2台
のいずれか。
要するに、「動画を再生するためのデバイス」と「画面を撮影するためのデバイス」の2台があれば良いです。
今回はmacとiPhoneの2台でやってみます。
①macで選んだ見本動画を再生できる状態にして
※全画面表示で、音量は最大に
②iPhoneで画面を写します
※iPhoneを三脚で固定するとラクです
③iPhoneの録画ボタンをタップしたら、macの再生ボタンをすみやかに押して、曲の最後まで撮影!
途中会話をしたり物音を立てると全て録音されてしまうので、曲が終わるまでは「シーー」としておきましょうね(笑)
アナログなんだかデジタルなんだかわからない方法ではありますが、誰でも出来る方法なのでぜひ試してみてください。
それと、この方法だからと言って、拡散したり販売するのはもちろんNG!
あくまで自分で振付を覚えるという目的で、個人利用の範囲で活用しましょうね。
◆お手本動画を左右反転&スロー再生する
さて、お手本動画をデータにすることができたので、いよいよ左右反転です。
反転はいろんな方法があって、PC、iPhone、Androidそれぞれ使うアプリが違います。
全て筆者自身が愛用しているアプリだけを紹介しますね。
◆iPhone(iOS)
Symplayerがオススメです!無料。
動画の反転、拡大、スロー再生などが自由にできます。
まさにダンサーのための神アプリですね。
あくまで再生アプリで動画のエクスポートはできません。それゆえに動作が軽いのが良いです。
◆Android
InShotがオススメです!無料。
動画の反転、拡大、スロー再生などに対応していて、更にその動画を書き出すことができます。一緒に踊るメンバーに反転スロー動画を作って送ってあげるなんて使い方も可能。
◆Mac
iMovieがオススメです!mac購入時に最初からインストールされているので、macユーザーなら無料で使えます。動画編集ソフトなので、そのまま使うというよりは、反転させた動画を書き出して見るという使い方が良いです。反転、拡大、スロー再生全て可能。
◆Windows
反転・スローで再生したいだけの時は無料ソフトのVLC media player
反転スロー動画を書き出したいときは有料ソフトのFilmoraを使っています。
Filmoraは反転、拡大、スロー再生はもちろん、画面キャプチャー収録も可能なので重宝しています。試用版(書き出し時にロゴ透かしが入る)は無料なので、気になる方は試してみてください!
◆スロー再生にオススメの速度は?
振付を覚える時は、原曲のスピードのままだと細かいところが見られないので、スロー再生がオススメです。ただ一口にスロー再生と言っても、ほとんどのアプリは好きな速度に設定できるので、どれくらいの速さがいいのか迷いますよね。
筆者オススメの速度は60%と80%。細かいところまでしっかり見たい時は60%、ざっくりは覚えたけどまだ原曲スピードだと間に合わない、という時は80%という使い分けがオススメです。
2種類も書き出すのがめんどくさい時や、簡単な振付で細かいところまで見る必要が無いときは、75%だけを用意しています。
これに関しては特に決まりは無いので、ここで紹介した速度を参考に、自分が覚えやすいスピードを探してみてくださいね。
◆スマホでダンスを覚える便利グッズ
ここまでの行程で、「お手本動画を用意して左右反転・スロー再生する」ことができるようになりました。
最初の一歩が完了しましたね!おめでとうございます☆
ここからは実際に振付を覚えていく段階ですが、その前に。
「こんなグッズがあると快適に覚えられるよ!」という便利グッズを紹介しています。
気になる方はこちらの記事をご覧ください。
関連記事
◆動画を使って効率的に覚える方法
こちらの内容は今後別記事で執筆予定なので、お楽しみに!
◆ざっくりまとめ
・お手本動画は全身が定点カメラで撮影されているものを選ぶ
・画面を撮影するのが一番手軽
・使っているスマホ・PCに合わせて左右反転・スロー再生アプリをチョイス
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