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​振付コラム

Choreo+Column

ソロアーティストの世界観を振付でバックアップ|歌いながら踊れる|振付案件紹介

更新日:2020年12月31日


振付案件ご紹介シリーズが続きます。



ゴシック系の世界観と鮮やかな派手髪が目を引くソロシンガー、深月ももえさん。

オリジナル曲「Monster Monster」「Kawaii Zombies」で振付を担当させて頂いてます。



はじめてももえさん楽曲の振付を制作をしてから既に1年半ほど経っているのですが、今もライブで踊り続けてくださっているとのこと。

ももえさんの歌詞・パフォーマンスには強い世界観と物語性があり、うぽも毎度とても楽しく振付をさせて頂いています。


今回フル尺の振付動画を公開して頂いたので、ご紹介します!




◆モンスターってどんなモンスター?

それではまずは「Monster Monster」から。








振り付けする中でこだわったポイントなどを解説します。



◆歌詞世界をステージ上に具現化する振付


Monster Monster」というタイトル通り、モンスターと女の子が登場する物語性のある歌詞世界です。

ももえさんは歌詞世界に対してとても具体的なイメージを持っていらっしゃるので、制作前やレッスンの時は、よく歌詞世界の話をしています。


ひとつひとつの言葉の意味合い、登場人物の関係性。

その場面は昼なのか夜なのか、都会なのか森の中なのか、女の子はどんなお洋服を着ているのか、モンスターはどんな見た目でどれくらいの大きさなのか、なんていう話をした覚えがありますね。


ちなみにこの曲に出てくるモンスターは「スーモみたいな、大きくてもふもふした体に細い手足が生えていて、目は大きくて、ぬいぐるみみたいな感じの生き物」なんだそうです(ももえさん談)。

そんな姿のモンスターだというイメージで「光る爪に触れさせて(01:12)」の振付を見てもらうと、かわいらしく思えませんか?



一口にモンスターと言っても、気持ち悪いクリーチャーみたいなものから、こういったかわいらしいイメージまで、かなり幅が広いので、ヒアリングではそんなところを聞いていったりします。







◆キレキレに踊れるのに息切れしないで歌える! 歌と両立できる振付


生歌で歌うことを大事にされているソロアーティストさんが、歌いながら踊り続けるのはかなり体力と慣れが必要です。


そこでご相談の上、振付はイントロ、サビ、間奏、アウトロのみ(ABメロは振付無し)でのご提供にしました。

フル尺の振付に比べて料金も下げられるので、セルフプロデュースで予算がかけられないアーティストさんにもよくオススメしています。


また振付がある部分も、ジャンプや激しいステップを避けることで、息切れしにくく緩急ある振付に仕上げました。









◆ソロアーティストにこそ、強みを生かす振付を。

さて次は「Kawaii Zombies」を見てみましょう!





◆深月ももえ=カワイイゾンビ?!

さきほどの「Monster Monster」においては、一人称(=歌い手自身)は、小さな女の子で、女の子を導く存在がモンスターでした(ももえさん談)。

でも今回の「Kawaii Zombies」では、一人称がまさに「ゾンビ」だとのこと。


それならば、「Monster Monster」以上に、おどろおどろしい、ダークで直接的な表現が向いていますね。

というわけで、「ゾンビの手」や、「全身をだらーんと脱力させる動き」を随所に取り入れて、より歌詞世界が明確に伝わるようにしています。





◆ももえさんのダンスの強みはズバリ「止め」


Kawaii Zombies」は、ももえさんのご依頼で作る二曲目の作品でしたし、レッスンも何度か回数を重ねていて、「Monster Monster」の時よりも、ももえさんの踊り方を深く理解できていました


もちろん初めてのご依頼の時でも、踊っている動画を見せてもらい、なるべくその方の得意不得意、身体のクセなどを理解してから振付を制作するようにしているのですが、やはり回数を重ねればより精度が上がるのは間違いありません。そういう意味でも、同じ方に繰り返しご依頼頂けるのは双方ウレシイ効果がありますね。


ももえさんのダンスは「止め(動きをストップする)の動き」がとてもシャープなことが強みです。

初心者の方は特に、止めが苦手でぬるっとしてしまう方が多いので、踊る人のクセがわからない場合は多用しないようにするのですが、ももえさんの場合はここが逆に強み。

他の人があまり持っていない強みなら、生かすのが得策ですね!






◆ソロアーティストにとってダンスは、表現の一手段でしかない。


アーティストさんの表現手段は、歌、ダンス、トーク、衣装と、多岐に渡りますよね。ダンスはその一翼に過ぎないわけです。

ダンサーはダンスだけが表現手段ですから、苦手にも向き合って十分スキルを上げる必要がありますが、アーティストはもっと複合的。


そうだとすると、ダンスのスキル向上にかけられる時間も労力も、単純に考えてダンサーより少ないわけです。

苦手な動きを出来るようにする」ことを頑張るのも良いですし、時にはそれも必要ですが、そこに時間や労力をかけすぎるより、「得意な動きをメインに、より表現力を高めたり、全力でパフォーマンスを楽しむ」方に注力して欲しい。

そんな思いから、「苦手な動きは少なく、得意な動きは多く」というのを基本としています。


もちろん、100%それだけで振付を構成すると単調になってしまったり、アイドルグループのように踊り手が複数人居る場合は、苦手が人それぞれ違うのであまり配慮できないのですが、ももえさんのようなソロ活動の方の場合は、お一人お一人の身体に合わせてオーダーメイドできるのが利点ですね。










以上、僭越ながら、制作した振付を元に解説を加えてみました。

ぜひももえさんの楽曲を聴いたり、ライブに足を運んだり、彼女の世界観にどっぷりつかって楽しんで欲しいです!









最後に、ももえさんから、うぽるに振付を依頼した感想のメッセージを頂きましたので、ご紹介させてください!



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お客様の声

ソロアーティスト深月ももえ様 より


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◎知ったきっかけ

インターネットで、「ダンス」「振り付け」

などの言葉で検索しページを見つけました。

「キレキレに踊れるのに声がブレない振り」

と書いてあったことがすごく魅力的でぜひお願いしたいと思いました。


◎依頼連絡をしてから

初めての依頼の時、締め切りが急ぎであるにも関わらず間に合うようにすぐご対応いただきました。

ありがとうございます。


◎ヒアリング

うぽる先生はいつも振り付けを決める前に必ず通話で依頼者側の意見を細かく聞いてくださり、お互いのイメージのズレがないように考えてくれています。


◎振り付け作成から動画チェック

振り付けが完成したら動画を見せてもらいます。

うぽる先生は楽曲や歌詞の意味をよく汲み取ってそれを表現した振り付けにしてくれます!いつもこの完成動画を見る瞬間が楽しみです!


◎対面レッスン

1から丁寧に動き方を教えてくれるので初心者さんでも安心して受けられると思います。

振り入れの他にもライブの時のステージングを見てもらえるのも心強いです。


◎ライブに出てみて

今までは歌だけでしたが、プラスでダンスも披露するスタイルにしてからステージ映えも好評です。


いつもうぽる先生に依頼して良かったと思っています。

これからもレッスン見ていただきたいです!


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とっても詳しく嬉しいご感想ありがとうございます!

またレッスンしましょうねーー♪ 





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