こんにちは。振付師のうぽるです。
今回は、振付師に振付を依頼したとき、その振付が成功するかどうかのカギを握る「振付ヒアリング」についてお話します。
「振付ヒアリング」って何?
まずは、振付をご依頼頂いてから納品までのおおまかな流れをみてみましょう。
上から3番目の「ヒアリング」が、今回ピックアップしてお話する部分。
振付を作るために必要な情報をお伺いする大切な工程です。
ところで「振付ヒアリング」という名前は、うぽるが勝手に(?)つけているものです。他の振付師の方では、「ヒアリング」という名前の工程はないかもしれません。
ただ、「どんな振付を作るべきか」という最低限の聞き取りはあるのではないかなと思います!
振付ヒアリングはなんのためにするの?
一番の目的は「お客様とうぽるのイメージを擦り合わせること」ことです。
うぽるは
【振付制作の成功=お客様のイメージ通りの振付】
だと考えているので、イメージの共有はとっても重要。
何の曲に振付したいとか、だれが踊るとか、かわいく/かっこよく魅せたいとか、振付にイメージがありますよね。
「全然踊ったことがないから簡単なダンスにしてほしい」とか、「ここの歌詞は真似して踊ってほしいからキャッチーに!」などのご希望もあるでしょう。
もちろん振付師も、お客様のご希望を想像してご提案するようにしますが、想像だけでは食い違ってしまうもの。
ヒアリングで掘り下げることで、お客様のイメージ通りの振付をお作りできるようになります。
もしヒアリングをしなかったらどうなっちゃう?
一番怖いのは、お客様のイメージ通りの振付が完成しないこと。
頭の中ではかわいい振付がほしいと思ってたのに、セクシーな振付ができてしまったら困りますよね。
踊ったことがないのに、ものすごく難易度の高い振付ができてしまったら?
歌いながら踊りたかったのに、歌えないほどハードな振付ができてしまったら?
どれもきっと困る状況ですよね……
さらに。
うぽるへの振付依頼の場合、制作後1回まで無料で修正が可能です。ただし、それはヒアリング内容と相違ない修正であることが条件(*1)ですし、あまりに広範囲の修正や2回目以降は有料になります。
*1ヒアリング内容と相違する修正とは
ヒアリングではワイヤレスマイクを手持ちというお話だったのに、振付制作後に「やっぱりマイクスタンドを使う振付に変えたい」といった修正や、女の子らしい振付というご依頼→制作後に「やっぱり男っぽく!」など、明らかにヒアリング内容と違う内容の修正希望は、1回目でも修正料金を頂戴します。
ヒアリングをきちんと行わなかったことで、満足な振付が完成せず、修正を重ねることで納期遅くなり料金もかさんでしまう…なんてことになってしまうかも……。
それは嫌ですよね!!
うぽにとっても皆さんにとっても修正地獄は怖いので(汗)、お互いのハッピーのために、ぜひきちんとヒアリングしましょう♪
ちなみに、きちんとヒアリングに応じてくださったこれまでのクライアントさんは、修正地獄になった事例はほとんどありません!
どうやってヒアリングする?
ヒアリングの必要性はわかったところで、じゃあどうやってするの?という話です。
オススメはメールかお電話(LINE電話やSkypeなどでもOK!)。
メールなら、ご回答頂きたい項目をまとめてお送りするので、そちらに回答してご返信頂きます。
電話なら、実際にお話しつつ各質問にご回答頂きます。所要時間は内容によりますが、だいたい30分強~1時間程度です。
文章でじっくり回答したいならメール。話したほうが速い!と思うなら電話。お客様にチョイスはお任せしています。
振付ヒアリングでは、何を聞かれる?
「ヒアリングが大切なことも、どうやってするかもわかった。でも実際、何聞かれるの??」を説明していきます。
……といきたいところなのですが、記事がだいぶ長くなってきたので、今回はこの辺で。
後編「振付ヒアリングでは何を聞かれる?」に進んでくださいね!
ここまでのざっくりまとめ
・振付を依頼すると、振付ヒアリングというのがあるらしい。
・振付ヒアリングはすごく大事らしい。
・聞かれる内容は、後編を読もう。
「うぽるに振付、頼んでみたいかも。」
と思ってくださった方は、こちらからお問い合わせくださいね。
長文お読みいただき、ありがとうございました!
Comments